令和四年度 総合病院水戸協同病院 病院指標メイン画像

病院の紹介令和四年度 総合病院水戸協同病院 病院指標

当院は厚生労働省指定の病院指標を作成し、ホームページに公開しています。

  • 厚生労働省指定の病院指標とは、厚生労働省の定める全国統一の定義と形式に基づきDPCデータから集計した、病院の特色や現状を示す指標です。
  • この指標を自院で分析し、市民の皆様に広く公開することでデータの精度を向上させ、医療の質を高めることを目的としています。
  • 集計対象は、令和四年度(令和4年4月1日~令和5年3月31日)に当院一般病棟を退院された患者様のうち、健康保険を使用した方です。自動車賠償責任保険、労災保険、自費の方は含まれていません。
  • 厚生労働省の定める集計条件等の詳細は、DPC事務局ホームページで参照できます。
  • 病院指標(当院指定)のページは、こちらに掲載しています。

DPCとは

DPCデータとは、入院患者様の傷病および治療内容の組み合わせを基に、1日当たりの医療費を定額化した国の制度で、全国急性期病院の多くが参加しています。

病院指標の項目

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別ならびに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

病院指標の読み方

  • 「在院日数」とは入院日から退院日までの日数で、外泊も含まれます。
  • 患者数が10未満の場合、数値ではなく-(ハイフン)を掲載しています。

1. 年齢階級別退院患者数

10歳刻みの年齢階級別に患者数を示しています。年齢は入院日時点の満年齢です。
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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 11 150 217 231 397 685 1064 1781 1392 385

令和4年度の全退院患者数は6313人でした。60歳代から80歳代の年齢層が多く、全体の67%を占めています。

2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

  • 診療科別に、患者数が多い上位5つまでの診断群分類(14桁DPCコード)を示しています。
  • 内科から外科などへ転科した場合や、同じ疾患に対し複数の科で診察をした場合は、医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科で集計しています。
  • 「DPCコード」とは、傷病および治療内容の組み合わせによって割り振られている診断群分類番号のことで、令和四年度は4726通りあります。この番号による分類では、実際の臨床像とは異なり、類似した疾患が別々に集計されていますので注意が必要です。
  • 「平均在院日数(全国)」は、厚生労働省が算出した「診断群分類別患者数等に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(令和四年度)」を使用しています。
  • 転院率=転院数÷DPCコード別の全退院患者数

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総合診療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 処置1あり 109 2 2.03 0 59.35
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 74 15.82 13.61 9.45 78.54
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし 66 26.75 21.11 33.33 86.00
050130xx9900x0 心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 48 18.97 17.54 6.25 87.12
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし 42 13.69 10.58 7.14 76.95

 

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 124 2.04 2.64 0 66.79
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石,胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 処置2なし 定義副傷病なし 54 9.03 8.94 1.85 75.57
06007xxx9910xx 膵臓,脾臓の腫瘍 手術なし 処置1あり 処置2なし 22 5.18 4.25 0 69.40
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃,十二指腸ポリープ・粘膜切除術 15 8.64 7.76 0 74.40
06007xxx9906xx 膵臓,脾臓の腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2_6あり 14 9.00 5.06 0 69.78

 

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置等1_2あり 処置2なし 定義副傷病なし 41 2.17 3.05 0 72.29
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 処置2なし 18.57
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2なし 13.49
040040xx97x4xx 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 処置2_4あり 19.76
040040xx9903xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2_3あり 26.42

 

内分泌代謝・糖尿病内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く) 処置2_1あり 27 11.70 14.28 0 54.33
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス,非ケトン昏睡 処置2なし 定義副傷病なし 20 11.15 13.43 0 52.45
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く) 処置2なし 12 11.00 10.80 0 53.66
10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く) 処置2_1あり 13.16
100140xx99x2xx 甲状腺機能亢進症 手術なし 処置2_2あり 9.18

 

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
050050xx9910x0 狭心症,慢性虚血性心疾患 手術なし 処置等1_1あり 処置2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 93 2.83 3.04 0 73.82
050050xx0200xx 狭心症,慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 処置等1_なし,1,2あり 処置2なし 92 5.01 4.26 2.17 74.06
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 処置等1_なし,1あり 処置2なし 定義副傷病なし 78 6.41 5.18 5.12 74.24
050050xx9920x0 狭心症,慢性虚血性心疾患 手術なし 処置等1_2あり 処置2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 36 2.72 3.22 0 70.30
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む),再発性心筋梗塞 その他の手術あり 処置等1_なし,1あり 処置2なし 定義副傷病なし 34 13.52 11.59 5.88 72.41

 

血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 処置2_4あり 99 6.67 10.00 0 69.92
130030xx99x6xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 処置2_6あり 13.22
130030xx99x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 処置2_3あり 15.07
130030xx99x9xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 処置2_9あり 13.53
130020xx99x3xx ホジキン病 手術なし 処置2_3あり 13.24

 

腎臓内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術,吻合術 その他の動脈等 処置2なし 定義副傷病なし 30 4.10 7.59 0 68.43
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 15 16.53 11.77 0 72.93
110280xx97x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 処置2なし 定義副傷病なし 11 17.72 14.23 9.09 60.45
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1なし 処置2_1あり 10 1.60 13.82 0 61.10
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 処置2なし 20.06

 

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 77 3.26 4.59 0 67.89
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 57 6.77 6.93 1.75 63.00
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 処置2なし 定義副傷病なし 40 7.30 10.06 0 69.88
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除,亜全切除又は悪性腫瘍手術等 処置1なし 定義副傷病なし 34 14.32 15.40 0 69.88
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む))等 処置1なし 32 10.53 9.99 3.12 63.31

 

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩,股等 161 34.26 26.42 43.47 83.91
070341xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む) 頸部 手術なし 処置2あり 129 2.00 2.89 0 70.82
070343xx97x0xx 柱管狭窄(脊椎症を含む) 腰部骨盤,不安定椎 手術なし 処置2_1あり 92 14.13 15.60 1.08 71.22
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む) 腰部骨盤,不安定椎 手術なし 処置2_1あり 80 2.00 2.62 0 70.18
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む) 腰部骨盤,不安定椎 脊椎固定術,椎弓切除術,椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む) 前方椎体固定等 処置2なし 77 17.38 20.05 1.29 64.54

 

 

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
080010xxxx0xxx 膿皮症 処置1なし 17 10.58 13.50 5.88 67.64
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 9.25
080190xxxxxxxx 脱毛症 3.34
080110xxxxx0xx 水疱症 処置2なし 28.56
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)等 処置1なし 3.94

 

 

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 処置2なし 定義副傷病なし 25 12.08 11.85 4.00 77.96
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 21 7.76 8.54 9.52 73.00
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 12 39.16 19.58 66.67 75.50
010040x199x0xx 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 処置2なし 23.28
010200xx99x00x 水頭症 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 6.57

 

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
020110xx97xxx0 白内障,水晶体の疾患 手術あり 片眼 98 2.05 2.63 0 73.47
020200xx9710xx 黄斑,後極変性 手術あり 処置1あり 処置2なし 15 3.73 5.80 0 67.60
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 14 7.64 8.05 0 62.50
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 片眼 11 6.27 5.18 0 65.72
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 処置2なし 片眼 6.31

 

耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 104 4.48 6.23 0 54.63
030428xxxxxxxx 突発性難聴 78 6.05 8.56 0 53.00
030230xxxxxxxx 扁桃,アデノイドの慢性疾患 56 8.14 7.73 0 27.66
030270xxxxxxxx 上気道炎 38 4.39 4.79 0 38.84
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 28 5.28 6.81 0 51.32

3. 初発の5大癌のUICC病期分類別ならびに再発患者数

  • 医療資源を最も投入した傷病名が胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の方の延べ患者数を示しています。
  • 「初発」とは、当院において当該腫瘍の診断や初回治療を実施した場合をいいます。
  • 「再発」とは、当院他院を問わず初回治療が完了した後に当院で診療した場合や、治療がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合をいいます。
  • 「UICCのTNM病期分類」とは、国際対がん連合によるがんの病期の評価および分類です。

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 23 20 31 1 7.8
大腸癌 16 18 36 37 33 1 7,8
乳癌 30 20 1 8
肺癌 24 12 46 12 1 7.8
肝癌 17 1 7.8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

胃癌、大腸癌、肺癌は病状の進行した状況の患者さんが目立ちます。進行した状況では、手術単独での治療は難しいため、抗癌剤や放射線治療などの追加治療が必要になることがあります。そのため外科では、手術、抗癌剤、放射線治療を含めた集学的治療を行っています。

4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等

  • 18歳以上で、入院のきっかけとなった傷病名および最も医療資源を投入した傷病名が肺炎等である方について、日本呼吸器学会の定めるA-DROPスコアを用いて重症度を分類しています。
  • A-DROPスコアは下記の5つの因子で構成されています。
    • Age(年齢):男性70歳以上、女性75歳以上
    • Dehydration(脱水):BUN 21mg/dL以上または脱水あり
    • Respiration(呼吸):SpO2<=90%(PaO2 60Torr 以下)
    • Orientation(意識障害):意識障害あり
    • Pressure(収縮期血圧):収縮期血圧90mmHg以下
  • 当指標では、1項目も該当しなければ軽症、1~2項目該当すれば中等症、3項目該当すれば重症、4~5項目該当または意識障害ありの場合は超重症、1つでも不明な場合は「不明」としています。

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 12 9.58 79.41
中等症 30 24.66 82.10
重症 4 22.50 89.00
超重症 4 31.50 77.75
不明

ここでの市中肺炎とは、一般的な肺炎で、指標2の誤嚥性肺炎とは区別しています。重症度では、軽症患者の平均年齢は79.41歳ですが、一番多いのは中等症で、平均年齢は82.10歳となっています。年齢が高くなるほど、重症化が見られることが、表から読み取れます。また、肺炎による入院により、体力を落とすことが高齢者ほど顕著になり、在院日数を延長する結果となっています。ECMOの装置はないため、超重症者は昨年より減少しております。また、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、感染対策の問題から肺炎の受け入れに限界があり、昨年より、全体数が減少しています。

5. 脳梗塞の患者数等

  • 最も医療資源を投入した傷病が脳梗塞の方を、 脳卒中の発症時期が「3日以内」と「その他」に分けて示しています。
  • 転院率=転院数÷脳梗塞の全退院患者数

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 112 36.92 77.09 45.53
その他 13 27.00 71.61 30.76

脳梗塞の患者様の人数、平均在院日数、平均年齢、リハビリ病院などへの転院率を示しています。当院では、救急医療を行っており発症後3日以内の脳梗塞を多く扱っていることがわかります。高齢者で片足・片手に力が入らない、呂律が回らない、意識がおかしい、めまいがするなどの症状から救急車で運ばれる患者様がほとんどです。患者数は昨年とほぼ変わりありません。一般の内科疾患に比較し、平均在院日数が非常に長い傾向にあります。退院は後遺症などにより自宅に帰宅できない場合が多く、他の病院にリハビリの目的で転院する場合が多くあります。

6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

  • 診療科別に、患者数の多い上位5つまでの手術を示しています。
  • 同一手術のなかで複数の手術手技を行った場合、主たるもののみ数えています。また、複数の診療科に転科してそれぞれの科で手術を行った場合、医療資源を最も投入した傷病名の診療科として、主たる手術をのみを数えています。
  • 輸血関連、創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術は除外しています。
  • 「術前日数」は入院日から主たる手術の手術日の前日までの日数で、「術後日数」は手術日当日から退院日までの日数です。
  • 転院率=転院数÷Kコード別の全退院患者数

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総合診療科


Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 34 4.06 17.73 8.82 80.29
K654 内視鏡的消化管止血術 15 2.80 24.73 20.00 74.40
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 10 14.20 32.90 50.00 81.40
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極)
K620 下大静脈フィルター留置術

 

消化器内科


Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 106 0.04 0.99 0 66.48
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 35 3.06 9.17 2.86 72.54
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 18 0 1.00 0 68.39
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 16 1.56 5.25 0 73.06
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 15 1.00 6.47 0 74.40

 



循環器内科


Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 89 0.64 5.39 5.61 74.60
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 77 1.05 4.06 1.29 73.56
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 23 2.17 17.52 13.04 81.70
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 22 0 16.82 13.63 72.00
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 14 0 13.79 7.14 74.50



腎臓内科


Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 34 1.47 4.12 0 69.12
K3772 口蓋扁桃手術(摘出)
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術
K654 内視鏡的消化管止血術
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回)



外科


Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 97 1.32 4.65 1.03 62.21
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 50 1.04 1.38 0 68.12
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 35 4.77 10.00 2.85 70.71
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 31 1.19 3.29 0 64.87
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) 30 0.43 5.47 0 44.33

当院は地域医療センターとして、多くの緊急疾患を受け入れております。なかでも胆嚢炎、虫垂炎などの疾患が多くみられます。早期の治療を心がけるとともに、患者さんの身体への負担を考慮し、積極的に腹腔鏡での手術を行い、早期退院を目指しています。



整形外科


Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K0461 骨折観血的手術(大腿) 121 2.94 29.72 39.67 79.69
K0821 人工関節置換術(股) 107 1.29 17.22 0.93 73.09
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 89 1.22 14.07 3.37 71.84
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 72 1.32 17.69 0 70.96
K0811 人工骨頭挿入術(股) 65 2.46 27.03 41.53 81.43



脳神経外科


Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 28 0.79 11.18 7.14 77.96
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他)
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内)
K1742 水頭症手術(シャント手術)
K150 脳膿瘍排膿術



眼科


Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 97 0 1.00 0 73.37
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 37 0 3.46 0 65.08
K2684 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートなし)
K2682イ 緑内障手術(流出路再建術)(眼内法)
K281 増殖性硝子体網膜症手術



耳鼻咽喉科


Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 61 1.00 6.38 0 30.67
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 56 1.07 2.45 0 55.77
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 35 0.97 2.69 0 49.46
K347-5 内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) 34 1.00 2.47 0 37.00
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡) 22 1.05 2.14 0 62.86

7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

  • 最も医療資源を投入した傷病名が、播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症にあたる方について、入院のきっかけとなった傷病名との同一性の有無を区別して症例数を数えています。
  • 同一性の有無とは、「最も医療資源を投入した傷病名」と「入院のきっかけとなった傷病名」とを比較し、DPC6桁レベルで対応している場合は「同一」、対応していない場合は「異なる」としています。
  • 発生率=同一性の有無を区別した各症例数÷全退院数

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一 32 0.51
異なる 19 0.30
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる

  • 当院では、感染症教育と感染症サーベイランス結果に基づいた抗菌薬の適正使用に院内を挙げて取り組んでいます。その結果、播種性血管内凝固症候群やその他の真菌感染症に関して年に10例以下の水準を達成しています。また、重篤な感染症の結果として起こりえる敗血症に関しては、当院の特徴である全科を挙げた診療体制によって早期治療介入と臓器横断的・総合的な治療が可能となっています。
  • 手術に際しては、日本整形外科学会症例レジストリーに参加し、また病院ホームページに手術内容を掲載するなど、積極的に情報公開を行っております。手術に関連する合併症も引き起こさないよう手術支援ナビゲーションを導入し、細心の注意を払って施行しています。骨・関節術後感染予防ガイドラインに則り、定期的なサーベイランスを施行することで、術後感染の発生予防に努めております。

更新履歴

2023/9/29「令和四年度 総合病院水戸協同病院 病院指標」公開

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