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病院の紹介病院長挨拶

新年度を迎えるにあたりご挨拶を申し上げます。旧年度は安全な地域医療を継続するという使命を無事全うすることが出来ました。地域の皆様,関係各位のご支援,職員全員の尽力によるところと深く感謝申し上げます。

本年2019年度は大きな時代の転換期です。これまでの人口増加,進歩発展型社会から人口減少へ転換する中で維持継続型社会への配慮も重要性を増して来ます。医療の現場においても働き方改革は待ったなしです。医師への適応は運輸建設業とともに5年間の猶予とされていますが,5年後を待たずに出来ることから取り組むことが求められています。10月には消費税率の引き上げが予定されています。社会保険診療は非課税ですから,病院が購入した医薬品や医療材料に係る消費税の最終納税者はすべて病院です。10月に行われる消費税率の引き上げによって生じる病院の負担増は,診療報酬によって補填される予定ですが,これまで過去の増税で生じた負担増への補填が不十分であったり,不均衡であったりしたために多くの病院が業績の悪化をきたしました。本年10月の増税による業績悪化を多くの病院が危惧しています。

2019年には明るい話題もたくさんあります。5月には新天皇陛下のご即位と改元があります。9,10月にはいきいき茨城ゆめ国体,全国障害者スポーツ大会が予定されており,水戸協同病院では国体,障害者スポーツ大会に延25名の医師を会場に派遣し安全な大会運営に協力をして参ります。

当院の運営の前進のための取組として2019年度には地域医療支援病院の指定を目指します。地域の健康の増進や保健医療の充実を実現するために,地域の診療所や病院との連携を強化して患者さんが地域の医療機関を受診しやすくすることを目指します。どこの医療機関を受診しても最適な診療が受けられるよう,最適な病院選び出来るよう,また,病院から退院したのちには病院とかかりつけの診療所が協力して患者さんの治療を継続できるようにいたします。地域の診療所の先生が病院にあるCTやMRIなど高度検査機器を利用し易い仕組みを構築します。地域に向けた講演会,研修や市民講座を開催します。

また,本年は当院では日本病院機能評価機構の病院機能評価認定の更新受審の年です。第三者の視点で当院の医療,環境,サービスについて審査をうけ適合するよう努めます。この過程で普段自分達では見えない,気付かない病院の弱点を総点検して改善して参ります。改善の一環として特に入院療養環境の整備に努めます。

急速に進行する少子高齢化社会においても高齢者や障害者やすべての住民が住み慣れた街で幸せに暮らしていくために必要な国民の課題である地域包括ケアの実現にこれまで以上に真剣に取組んで参ります。

以上の課題に取り組み良質な医療の提供を継続して参ります。今年度も皆様の一層のご支援をお願い申し上げます。

2019年4月1日

病院長 渡邊宗章

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