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病院の紹介病院長挨拶

はじめに,日頃の当院へのご支援,ご指導に深く感謝を申し上げます。

筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター JA茨城県厚生連総合病院水戸協同病院では水戸地域医療教育センターを設置し10年目を迎えようとしています。これまでの9年間に177名の初期研修医が当院で研修を行いました。医師確保に苦労が絶えない地域においてこの数の研修医が当院を選択してきたことは,私たちの病院の基本方針が間違ってはいなかった査証であると,ご理解ご協力を頂いた皆様には心底より感謝申し上げております。とはいえ,これからは厳しい医療経営状況の中でしっかりとした働き方改革を実行しなければならない時代です。従来のやり方がそのまま通用する訳ではなくなったと,覚悟を新たにして参る所存です。

水戸地域の医療課題が徐々に大きくなっている様に感じています。診療科によって医師不足,医師偏在の問題があります。看護師,薬剤師やコメディカルの人材不足が病院運営の障害になっています。建物設備の老朽化,仕様規格からの立ち遅れ,安全安楽性能の旧態化の問題は年々多くの病院で進行しています。国家的医療費抑制の方針により,従来とは比べ物にならない程に病院経営のハードルが高くなっています。

茨城県は人口当たりの医師数では全国ワースト2位,看護師数では全国ワースト7であり,特に県南以外の地域では大きく全国平均を下回っているという現実があります。

人材不足解消や施設設備の近代化の課題は一病院の課題にとどまらず地域全体の問題として取り上げられるようになって参りました。私たちはこの問題解決プロセスの中でどのような形で何を行って役割を全うするか,使命を果たしていくのかを真剣に考え始めています。

医療は申すまでもなく,住民の皆様にとっての大切な生活インフラであります。必ず守らなければなりません。同時に持続可能な形で存続させるため,次世代へ繋ぐためには教育システムを充実させなければなりません。又,職員にとってはやり甲斐のある魅力的な職場づくりをしなければ,組織を維持していくことはできません。私たち水戸協同病院はこれらの課題に懸命に取組んで参ります。これからも宜しくご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2018年4月1日

病院長 渡邊宗章

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