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口腔外科を中心として口腔に生じる様々な疾患に対応しています。水戸を中心とした地域の皆様の、健全な口腔環境の維持向上に寄与できればと思います。
歯科口腔外科では、埋伏歯や嚢胞などの歯に関連した疾患のみならず、口腔がんなどの腫瘍や口腔粘膜疾患、顎関節症や顎関節脱臼などの顎関節疾患、歯の脱臼や顎骨骨折などの顎顔面外傷、顎変形症、唾液腺疾患等の治療を行っています。さらに、インプラント治療により失った歯の咀嚼機能回復も行っています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 伊藤 | 伊藤 | 伊藤 | 【第2.4.5】 伊藤(再診予約) |
【第1.3】 伊藤 |
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午後 | 伊藤(再診予約) | 伊藤(再診予約) | 【第2.4】 伊藤(再診予約) |
伊藤(再診予約) |
※要予約/初診の場合もご予約ください
※診療の電話での受付・変更(平日14:00〜16:00)
顎の骨の中に埋伏している智歯(親知らず)などの抜歯を、通常は局所麻酔で行っていますが、抜歯に対する不安が強い患者さんや、短期間で全ての智歯の抜歯治療を終わらせたい患者さんに対しては、入院全身麻酔下での抜歯治療も行っています。
口腔がんなどの悪性腫瘍に対しては、病気の進行状態、患者さんの全身状態を考慮し、必要に応じて放射線治療を手術に組み合わせて、口腔の機能をできるだけ温存することを心掛けて治療を行っています。
口内炎をはじめする口腔粘膜の疾患は、難治性となるものも少なくないですが、当科ではその疾患に合わせた薬物療法により症状の軽減を図っています。
顎関節症は、生活習慣指導などの保存的治療や開口訓練さらに口腔内装置(スプリント)による治療によりに症状の軽快を図ります(治療期間が長くなることもあります)。関節注射も含めた外科的な治療が必要となるのは、痛みが強い患者さんや早期に症状の回復を図りたい患者さんなど一部の限られた患者さんだけになっています。
顎が外れて口が閉まらなくなる顎関節脱臼に対して、基本的に開口制限などの保存療法で加療しますが、再発を繰り返す患者さんに対しては、手術療法により脱臼防止が図られています。
顎骨や頬骨の骨折に対しては早期の機能回復を目的に手術による整復固定治療を行うことが多いですが、骨折の部位や状態によっては手術ではなく保存的療法により治療することもあります。若年者の歯の脱臼(脱落)や歯の破折に対しては、できるだけ歯を保存するように歯の再植固定や破折部の処置を行っています。
唾石症(唾石とは唾液中のカルシウム成分によりできた石)、唾液の排出障害によりできた粘液貯留嚢胞(ガマ腫や粘液嚢胞)、唾液腺にできた腫瘍などを治療しています。
少数の歯の欠損から多数の歯の欠損まで、患者さんの状態と要望に合わせてインプラント治療を行っています。3本までのインプラント埋め込み手術は、局所麻酔により行いますので通院による治療が可能です。埋め込みの手術後、インプラントが骨と癒合するのを2~3か月待ってから、インプラントに被せる冠を作製します。手術からインプラントで咬めるようになるまでは、通常4~6か月ぐらいです。また、骨が薄くなってインプラントの埋め込みが困難な場合には、骨を移植してからインプラント治療を行っています。インプラント治療は、患者さんの状態によっては必ずしもお勧めできないこともありますので、インプラント治療に関心のある方はお気軽にご相談下さい。基本的に、インプラント治療は保険外の診療となります。
役職 | 氏名 |
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歯科口腔外科科長 | 伊藤 寛之 |
歯科衛生士 | 近藤 恵美 |
歯科衛生士 | 中村 純子 |
歯科衛生士 | 野本 和美 |
伊藤 寛之
埋伏智歯抜歯術(52例)、顎骨腫瘍摘出術(7例)、術後性上顎嚢胞摘出術・上顎洞根治術(3例)、下顎骨区域切除術 + 腸骨再建術(1例)、プレート交換術(1例)、下顎骨辺縁切除術(1例)、頬粘膜悪性腫瘍切除術(1例)、 顎骨骨折観血的整復術(1例)など。
埋伏智歯(57例)、顎骨良性腫瘍(8例)、頬部蜂巣炎(4例)、上顎洞炎(3例)、舌腫瘍(3例)、顎骨骨髄炎(2例)、下顎エナメル上皮腫(1例)、頬粘膜がん(1例)、下顎歯肉がん(1例)、薬剤性顎骨壊死(1例)、顎骨骨折(1例)、術後性上顎嚢胞(1例)など。
口腔ケア回診(35例)(13例減)、周術期口腔機能管理(72例)