2014年9月29日より、X線透視検査室の機械が更新され、TOSHIBA製Ultimax-iが稼動を始めました。
この装置の特徴として、
- 17inch×17inchという大型のX線平面検出器(FPD)を搭載しています。これにより、画質を落とすことなく被ばくを低減し、大視野で高精細な検査ができます。
- この装置には多方向からの観察を行えるCアームが搭載されており、通常のX線透視装置では観察しづらい角度からの観察も可能で、検査に適した透視観察・撮影をすることができます。
- 寝台を -90°方向まで動かすことができます。車椅子に乗ったままでも、造影剤を飲んで咽頭造影検査をすることもできます。
- 患者様が乗降する際、検査台を床から52cmの高さまで下げることができます。車椅子(座面高約45cm)からの移動も、安全・快適に行うことができます。
現在、TOSHIBA製Ultimax-iでは、胃バリウム検査・大腸バリウム検査をはじめ、ミエログラフィや気管支鏡といった、さまざまな検査を行っています。
これからも、みなさまに安心して検査を受けていただけるよう、努めてまいります。検査等でご不明な点がございましたら、放射線部スタッフまでお気軽にご相談ください。